四季島

ゆきのりのうた

短歌

今もまだ
未来を信じ
最善を尽くす程度の
気力ならある
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短歌

半年も前から企画したこの日
雨も何とか持ち 動物園

短歌

またママの悲鳴が向こうの部屋でする
幼児は心配して駆け付ける

短歌

もしも今 死んだとしたら
あの世へはすぐに行けない
子の行く末が

短歌

長時間残業からの帰宅後は
子と遊べない ぷんぷんぷんぷんっ

短歌

ある事に夢中になっている内に
人は貴重な時を費やす

短歌

焼肉を食べてあれから
一年が過ぎて今年もまたこの季節

短歌

「しくじった。」
そう思いつつ見に行くと
落ちずにそこにあったリモコン

短歌

五歳児の気合いの声の「えいっ。」もまた
パパに対する「にゃあ。」もかわゆい

短歌

兄が以前 長く勤めたファミレスで
食事してみる まあいい店やん

短歌

見学を終えて お次は秋冬の
服を揃えて 振込み 電話

短歌

上履きの準備が要ると気が付いて
仕事帰りは違うルートで

短歌

妻からのメールは我を思い遣る
気持ちが入る 夜が明けるのか

短歌

ちょっとした刺激でいいよ
「ちょっとした」 その匙加減
大事な秘訣

短歌

艱難の時代を乗り越え取り戻す
自信は俺を男にさせる

短歌

三時間 妻とじっくり話し合う
これほど喋る妻は初めて

短歌

報われることが絶対無いのなら
無気力になる そこを何とか

短歌

解決も断ち切ることも諦めも
させない神の絶妙なこと

短歌

坊さんのアルバイトとはちゃうからね
時代はPCすらTB(テラバイト)

短歌

フェニックス 期待外れで
毎日の主軸はやはり
松屋で決まり

短歌

お目当ての
期間限定商品は終了したか 
特盛を喰う

短歌

秋分に名前を訊けば
美しい空が広がる
初音の如く

短歌

必要にまだ迫られていないけど
将来の為 スマフォに替える

短歌

幼少の我が子と過ごす時間より
世に輝ける日々があるかい

短歌

恐ろしい孤独地獄が人生か
俺もそろそろ覚悟決めろよ

短歌

人生を進んで行けば行くほどに
未知の領域 広がって行く

短歌

カサンドラ 
深く学びを進めれば
我が人生の処し方が見え

短歌

音楽の趣向が少し変化した?
幼児はショパンのノクターンを聴く

短歌

ささやかな楽しみだけで乗り越えた
フラストレーション 

消えてはいない

短歌

この本を買わずにいたら
いつまでも辿り着けないワードに出会う

短歌

早く寝る予定が狂い
夜晩く 妻との話 長引く
意外

短歌

トラックのボディに描かれたカエル君
道行く子らは指差し叫ぶ

短歌

偶然の出合い頭を装って
合わせて来るのは女の仕掛け

短歌

幼子の手帳の交付 決まりなら
今後の指針 定めて行こう

短歌

八日間 出なかったのが出た昨日
今日は安心して仕事する

短歌

上空は秋の景色の鱗雲
青信号に変わり 前向く

短歌

一晩に何度も部屋を替えて寝る
幼児はどんな夢路を過ごす

短歌

シーソーが気に入った日の五歳児に
幼児っぽさと少年っぽさと

短歌

蝉は消え 秋の虫の音 響く今
電子マネーを活用してみ

短歌

振動で光を放つ赤い靴
幼児は今日も軽やかに行く

短歌

真剣な話を妻としていると
幼児は眠り お風呂は中止

短歌

パパの目に五歳のキック 炸裂し
再認識の油断禁物

短歌

幽霊を見たかのような反応も
復帰初日の自然な事象

短歌

五歳児の熱も下がってひと安心
仕事の為の備品を揃え

短歌

他者にとり
只お騒がせしただけの
復元の日々 

今度は違う

短歌

人生は人間万事塞翁が
災い転じて福と為すもの

短歌

少しずつ元に戻って行けるかな
それだけでなく より良いものに

短歌

騒動は果たして全て誤解だと
訂正行脚 申し訳ない

短歌

じっくりと話を終えて連れ帰る
奇しくも妻は今日 誕生日

短歌

お粗末な警察に行く価値は無し
明日の準備に時を充てよう

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