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四季島

ゆきのりのうた

短歌

四週間前に引き返した道を
そのまま進む 意外に近い
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短歌

今日無事に ひと学年を修了し
寒の戻った風に戯れ

短歌

温風が吹き続けてたベランダの
洗濯物が未だ乾かず

短歌

ヒーリングアイテム三役揃い踏み
身体が軽く 春風に乗る

短歌

髪を切り すっきりさっぱりして帰宅
宅配便の波状攻撃

短歌

花粉よりハウスダストということか
要は自分で編み出すことね

短歌

雨上がり 
ぽっかり空いた青空の中央に月 
パパに知らす子

短歌

少年が郵便局に入る時
入場曲のヘビメタ 流れ

短歌

提灯が大好きな子にMy提灯
買って帰れば空気砲と化す

短歌

抜けた跡 なかなか生えて来なかった
前歯が見えた 溜めに溜めたね

短歌

気の早いハクモクレンの花は咲き
寒が戻って焦る花びら

短歌

歯磨きが大好きな子は
自分からパパに催促
気持ちいいんや

短歌

茶を零し ティッシュを取って拭う子の
「大変だ。」という表情に吹く

短歌

パパが今日 元気無いからつまんない
子は早く寝て パパを助ける

短歌

ママからの手紙を読んで聞かせると
両手を挙げて笑顔の息子

短歌

子供って 
そこはあかんというとこに
必ずや行く法則がある

短歌

少年の天使の声が嗄れている
花粉よ ちょっと何してくれてん

短歌

今年度 一年間を振り返る
顕著な成長 今後も楽しみ

短歌

転寝に不思議な夢を見ていると
起こしてくれた子供に感謝

短歌

初めてのフル日程で疲れた子
夕食前に深い眠りへ

短歌

夕食を飯からパンに変更し
テレビを見ながらのんびり食す

短歌

歴史ある商店街を往復し
孫から祖母に贈る品 無く

短歌

早春は明清色の生まれ月
親子の妙味 漂う季節

短歌

少年は卵を割ってみたそうな
素振りを見せる やらせてあげる

短歌

カフェインの量を少なくしてみよう
そんな程度で改善できる

短歌

長距離を踏破した子は
いつもより粘った上で深い眠りに

短歌

メーテルが娘みたいな存在に
やがては孫のようになるのか

短歌

シーソーのある公園を発見し
冒険の旅 今日はここまで

短歌

パパの着る服の順番
正確に把握し渡す
男児に笑う

短歌

一年で溜まった書類 処分する
BGMは古いアニソン

短歌

学校のマラソン 君は
練習の時より更に上手く走れて

短歌

風下の梅から匂う筈は無く
振り返ったら風上の梅

短歌

人生はどの時期だって楽しめる
思い描いたものでなくても

短歌

夕食を摂らずに眠る日なのかと
急いだところ 余裕で完食

短歌

少年はファミリーカラーがよく似合う
さあ明日からも決めて登校

短歌

新しい靴を選びに出かけよう
傷みの酷い靴を履く朝

短歌

飲み物もガムも眠気を飛ばせずに
チョコを取り出す 効果覿面

短歌

夕刻に眠りに落ちた少年は
目覚めすっきり 超上機嫌

短歌

米店の幟を抜いて
コシヒカリ宣伝隊長
パパは隊員

短歌

コンビニのおでんは消えて
提灯も片付けられて 訝る男児

短歌

新しい家電に気分 高まって
男児は殊に良い表情に

短歌

精密に組んだ訳ではないけれど
ぎりぎりちゃんと間に合う絶妙

短歌

「あら、今日は鳩がいない。」と言うや否や
鳩が集まる「呼んだ?」の顔で

短歌

下車したら 
図書館に寄る行程がひとつ加わり 
長くなる帰路

短歌

時間的都合がいいと額が駄目
三月始動でちょうど良さそう

短歌

乳幼児以来か 女児に間違われ
先月そして今月もまた

短歌

子がドアにボールを当てたきっかけで
急展開の懸案事項

短歌

走り去る後ろ姿が
物陰に隠れ 戻って来た手にボール

短歌

学校で子が拵えた鬼の面
球を投げ当て 節分とする

短歌

白梅の香り清かに風 二月
水鳥の脚 見え透く水面

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