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四季島

ゆきのりのうた

短歌

息抜きをさせてほしいと
我儘を通したパパに
ふて寝の息子
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短歌

散髪も回を重ねて
切る方も切られる方も
上達をする

短歌

どの部屋で寝ても朝には同じ部屋
まだ七歳の天使の添い寝

短歌

改めて見れば足場は平坦で
ピアノの部屋にふらっと入る

短歌

「運河」って 「ムーンライト」の聞き違い
「会話」でもなく「カーニバル」やん

短歌

長期間 出て来なかったひと欠片
見付かり パズル 完全となる

短歌

またひとつ上のランクのステージに
上がった小二 「普通ですけど。」

短歌

物事は表裏一体
おもてなし 即ちそれは
裏が無いこと

短歌

就寝の直前はもう禁止した
パソコン作業 さたでいないと

短歌

週末の夕食はパン
のんびりとテレビの前で
寛ぐ親子

短歌

夕食の支度整う直前に
子が眠るのを歌で阻止する

短歌

七歳の逆切れ突進
怒る気は飛び去り 笑う
頭を撫でる

短歌

少年の秋の遠足 蜻蛉池
バスも現地も楽しみまくり

短歌

カレンダー めくり 余分なカレンダー
捨てて今年もあと三ヶ月

短歌

粘らずに早めに帰宅してみたら
全体的に楽に回せる

短歌

横綱に成ろうかという大関が
勝ったラグビー 番狂わせか?

短歌

あの時の身体の震え 
今にして思えばあれは
武者震いやな

短歌

通学の経路と通勤経路とが
交差する場所 明るい未来

短歌

ベランダの排水溝で
すくすくと育つ植物 
木になるのかな

短歌

ごみ箱が一つ余って
只 場所を取るだけになる
さあて どうする

短歌

洗っても汚れが残る黄 紫
あれ?そんな名の子が居たような

短歌

外遊び 諦めたのはついさっき
雲間に青のある空の下

短歌

走り去る車と空の駐車枠
手放す時の少ない手順

短歌

じんべえのリュックとしてのデビューの日
各所挨拶回りの児童

短歌

十三年 共に出掛けた愛車には
別の場で活躍して貰おう

短歌

少年にマイクが必要
今度こそ
ラムネの入ったあれ 買わなくちゃ

短歌

ぬたくりで身体に残る赤い色
後に軽微な騒ぎを起こす

短歌

お前らの彼女と俺の彼女とは
次元が違う うちは二次元

短歌

子が服を汚さんようになったから
干す量が減り 気が抜けるほど

短歌

「かあちゃんの原チャリ」が今 お気に入り
少年の身に力 漲る

短歌

本日は 13日の金曜日
仏滅 雨天 そして満月

短歌

朗読の機能を使い
作業用BGMのように流せる

短歌

配達の時間をずらせば
入浴の枠は作れる
うまく回せる

短歌

前以て伝えたことで電話して
なぜ用件を予知したか問う

短歌

パパの吹く指笛の数 六種類
全部やらせて子は御満悦

短歌

強風で軽いボールは逃げて行く
男児は気付く これは遊べる

短歌

少しずつ夜が明けていく空を見て
少年は知る 「今日」の始まり

短歌

九月にしてプールの用意をして登校
水遊びしていまだ快適

短歌

二学期は初日からもうフルコース
友と再会 校舎を巡る

短歌

長かった四十九日の夏休み
生まれ変わった父子はいざ行く

短歌

雲はまだ八月みたい
少年は虹で遊んで
晩くに帰る

短歌

この場所を訪れたのは二年振り
帰りたいのにタクシーが無い

短歌

パパの顔に息を吹き掛け起こすのは
誰かと見れば 悪戯天使

短歌

夕刻にツクツクボウシ
夜更けには秋の虫の音
今夏も終わる

短歌

またしても雨に阻まれ
外出が出来ない今日を
どう過ごそうか

短歌

担任の先生からの電話あり
夏休みももう残り僅かか

短歌

叱られて眠りに就いた
後味の悪い幕引き
七つの一日

短歌

八ヶ月 経過し やっと手続きが
進められた日 誠 速やか

短歌

一か月振りの買い物 西松屋
帰りのタクシー 燥ぎ回る子

短歌

風にもう秋の気配が漂って
ボール遊びを楽しむ男児