四季島

ゆきのりのうた

短歌

白と青 夏色の服 着て歩く



涼しげな人 告げる 梅雨明け

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短歌

矛盾する二つのものがせめぎあい



思いもよらぬ明日が生まれる

短歌

山際に



龍と見紛う青霞



紛いにあらず  程なく雨が

短歌

世の中は



数学で出来てるらしい



どうりで好きになれないわけだ

短歌

咲き乱れ



  我が世と誇る



 花々も



君のそばでは



  脇役となる

短歌

当番で



   君と共同作業する



 週に一度の



     早起きの朝

短歌

飛行機の



勢い強く空へ去る



雄姿に浮かぶ 男の理想

短歌

やっと知る



   全てを許す



        難しさ



 そして全てを



       許す尊さ

短歌

「ごめんなさい。」



謝る君と話してて



思ってた



「もう、かわいんやから。」

短歌

自慢げに



 己の力 誇示しても



  見えていたのは



   劣等感か

短歌

  切れないで



 発奮すれば



底知れぬ力が湧いて



      まだまだやれる

短歌

好きな子が



出来て   結婚 考える



  愚かで清い



      少年の春

短歌

困難に学び歩を進められれば



境の順逆



善悪は無し

短歌

僕は今



連想ゲーム 出来ません



雲を見たとて 君になるから

短歌

夕暮れは



 西の茜もさりながら



目に麗しき  瑠璃色の空

短歌

自らの



内から光出すように



輝く姿 飽きぬ望月

短歌

人生の縮図のような一生を



終えて 老犬  雨の朝逝く

短歌

清らかな



 あなたと巡り合えたこと



ただそれだけで もうそれだけで

短歌

梅雨空の



 雲のむこうの



  夏空に



 馳せた思いを



横切るつばめ

短歌

ひまわりの



夢から覚めた庭先に



咲いていたのはエーデルワイス

短歌

喧しく争う小鳥



           黙らせた



大空すべるハヤブサの影

短歌

灰色に



  埋め尽くされる



曇り日も



   雲の上には



      あの青い空

短歌

三日月と



 宵の明星



   寄り添えば



妬けて飛び去る



      人工衛星

短歌

実ったと



見誤るなよ



早々と



頭を垂れる



萎びた稲穂

短歌

頼るべき上座にいつか我が居て



縋るもの無き山の頂

短歌

彩雲の空に辺りを見渡せど



   教えてあげる人のない朝

短歌

無機質の街でも胸は満たされる



自然の粋の君がいる今

短歌

満月を



地球の陰が食べた後



天に残るは



巨大梅干

短歌

愛こそが世界救うと言いながら



履き違えてる人の無力さ

短歌

秋来れば喰われることも知らないで



鴨らせっせと水田の除草

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