四季島

ゆきのりのうた

短歌

年齢を重ねて行けば心身に



傷が幾つもあるのが普通

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短歌

風邪引いただけで



   世界は暗くなる



絶望なんて



  ただその程度

短歌

絶滅に追いやられたか



ポケベルも



化石になれば価値も出るかな

短歌

今日だけは写真の箱は開けちゃ駄目



掃除を早く済ませたいなら

短歌

僕の手で投げたボールを追い抜いて



打席で迎え撃つような恋

短歌

金色の朝日にライトアップされ



月が輝く西の藍空

短歌

新しい家電製品



届いた日



暮らしに変化



気持ち色めく

短歌

コンビニの



缶コーヒーも



彼女から



渡された時 



萌えこーふぃーに





短歌

どうせなら



コップの中の嵐より



湯呑みの中の茶柱にして

短歌

クリスマス クリスマスって騒いでる



軽薄ぶりに 気味が悪いよ

短歌

クリスマスソングばかりの12月



また春先は桜ばっかり

短歌

それなりの立場に就けば



それなりに



その気になって



使命にもがく

短歌

ヒトもまた



    選択権は雌にある



  聞いていないよ



      理科の時間に

短歌

意図も無く 君の笑顔の流れ弾



至近距離から僕を射抜いた

短歌

譲れないことの多さが若さなら



まだ若すぎたあの日の二人

短歌

年末というより最早 世も末か



信頼できるものの少なさ

短歌

木星と北斗七星 オリオン座



月の無い夜 音も無い空 

短歌

久々に



君と挨拶した後は



重い荷物も



次々運ぶ

短歌

 邦人を



  世界の誰それとか言って



囃し立てても  国の中だけ

短歌

有名になればお次は政治家か



たいして何もできやせんのに

短歌

人々の不安を煽り金儲け



生命保険 温暖化策

短歌

気になっていた人の名が判明し



音に変わった印象 弾む

短歌

仔犬見て笑う君見て笑う僕



みんな見ている空も笑うね

短歌

色欲は記憶力すら左右する



覚えやすくて忘れ得ぬ美女

短歌

人間に



 完璧なんて



   ありえない



納得するか



     しないのかだけ

短歌

長ずれば



父と結ばれたしと言う



娘の無邪気 我を正せり

短歌

難しいことなどないよ社会って



すべてお金で動いてるのさ

短歌

どうしたというのだろうか年の暮れ



暗く孤独な影だけがある

短歌

一年も



    一週間も



         一日も



ひどく短くなってきている



短歌

クリスマスまでの助走が長すぎて



息切れしてる師走上旬

短歌

そう確か



   今日はあのこの誕生日



まだ憶えてる



      手の柔らかさ

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