四季島

ゆきのりのうた

短歌

閏年 



一日多い月末が



吉と出る人



凶と出る人

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短歌

神仏の



   放置プレイに



いつまでも



 付き合えるほど



   暇は無いから



短歌

もしかして



  懲りもせずまた今回も



やっちゃったかな



         錯覚の恋

短歌

あたごやら暴行兵の問題を



捨ててメディアはロスに飛びつく

短歌

セキレイは



    暫しツグミと戯れて



      心通わぬ相手と悟る

短歌

真っ白な



    オオハクチョウの



意地悪な



   一面を見て



       現実を知る

短歌

上質の



ネタ引っ提げて



行くときは



エンドルフィンが



鼻から漏れる

短歌

喉から手 出たのはちょうど二年前



今や欲しくも痒くもないわ

短歌

完全に色香の抜けた才能は



性的魅力ごときに負ける

短歌

天空の



あのスピードは戦闘機



     遅れて届く    主なき音

短歌

夢を捨て



 生きていくなら



今生に



 君がいる意味さえもなくなる

短歌

天体の



  知識を持たぬ



          古の



月の高さは



      雲のすぐ上

短歌

コッコとかポッポと言えば鳥の声



よくよく聞けば金の行き先

短歌

高速で大容量のこの時代



消え去る時もほんの一瞬

短歌

さて今日は



  どの方面に行こうかな



     四門出遊気分で散歩

短歌

よく出会う



  犬がこちらの顔色を



   伺っている 上目使いで

短歌

言うなれば



回し車のハムスター



スポーツジムで汗流す人

短歌

待たずとも



  夏秋冬は



     来るけれど



 ただ春だけは



     人を待たせる

短歌

遠景の



大阪湾のタンカーに



池のアヒルが



重なる夕べ

短歌

大雪は



  明けて 街中散らかって



 祭りの後の



      日曜の朝

短歌

春を待つ



 和泉の山の



      冠雪に



陰影刻む



  二月の西日

短歌

深海のような かわたれどきの道



夜明けの近さ示す明星

短歌

冬らしい冬に怯まず



         樹から樹へ



 せわしく移る



      ヒヨドリの朝

短歌

鬼 悪魔 人の姿をしているし



自身がそうと気付かずに居る

短歌

カモの群れ 中に一羽のカイツブリ



成鳥なのに雛鳥のよう

短歌

今ひとつ 盛り上がらない合コンか



雌雄に別れ 群れる水鳥

短歌

この星はあまり大きくないみたい



離れた人と再び出会う



短歌

水面に



 日付かたどり



       滑る影



2月2日の



     マガモの夫婦

短歌

金持ちは どうやら喧嘩せんらしい



割と愉快な毎日だから?

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