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四季島

ゆきのりのうた

短歌

偶然に二つの数字 一致した



喜んだのは 今日はそれだけ

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短歌

田植え機を



 あちらこちらで



     見かける日



空に眩しく



    夏っぽい雲

短歌

薄雲に負けない光放ちつつ



朝を導く明けの明星

短歌

やむのかな 



    まだ降るのかな



目を細め



   仰ぐ狐の嫁入りの空

短歌

啼き叫ぶ声とはとても釣り合わぬ



小さな犬が姿現す







短歌

厄介なものは活躍する場所に



出合えた途端 豹変しそう

短歌

迎え撃つ態勢は早 整えた



掛かってきなさい 四期目の夏

短歌

ご機嫌を



   直してくれた



        エアコンで



平熱になる



   パソコンの部屋



 

短歌

懸命に



自分がいかにもてるかを



             自慢する人 



     幾つやねんて

短歌

白猫が



 お座りをして雨宿り



どうしたものか



     思いに耽る

短歌

     大阪の



     東の山の



     もやもやの



     雲に朝焼け



     春の残り香

短歌

肉体の順応性は



30度くらいを暑く感じさせない

短歌

病ではなくファッションの流行か



街はマスクをした人ばかり

短歌

売れ筋の商品は今マスクとな



仕入れも出来ず儲けにならん

短歌

懐メロを流し開店準備中



オバサマ達の仕切る空間

短歌

安値なら



     驚いたかも



高飛車な



   アイスクリーム



         凡庸な味

短歌

真っ白な飛行機雲の空の下



桜は赤い実を付けていた

短歌

一音の言葉を長く伸ばすのが



関西風味 毛ぇ 目ぇ 歯ぁ 手ぇ

短歌

    旅人を悩ましたろう



       逃げ水は



車で追いかけても追い付けず

短歌

馬鹿でかい



蛾は夜空へと



溶け去った



誰かの御霊 



昇天したか

短歌

高速道



   サイレン鳴らす



救急車



   規定に縛られ



他車より遅い

短歌

    叢は夏の匂いを



  たっぷりと含んで茂る



暑くなるぞう

短歌

隠された意味があるから



直訳をしてはいけない



異性の言葉

短歌

今週の



雨の多さに



梅雨寒の



気配さえあり 



咳の人々

短歌

大雨に打たれて泳ぐ鯉幟



その調子なら龍に成れるぞ

短歌

    雲の下 



ツバメの踊る高さから



   占う天気 



  この後晴れる

短歌

数が減り



 もう見ることはないのかと



諦めた空 



    コアジサシ舞う

短歌

みどりの日 



曇った空に風は無く



干物になった鯉幟あり

短歌

出掛けたい所が特に無い訳は



  全て揃った 快適な家



短歌

鳥類も餌を獲るより遊びたい



追いかけっこの仲良し燕

短歌

    三日後に



飽きる美人と慣れるブス



時の経過に風化するもの

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