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四季島

ゆきのりのうた

短歌

電源が 自動で切れる パソコンの



  暗いモニター



        飛んだ二時間

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短歌

要するに



何でもありで



なんだって



いいんじゃないの



お好きなように

短歌

息絶えた店舗を一つ



          見かけた日



新たに出来た



      店を目にする

短歌

さっきまで



  見向きもせずにいたくせに



死ねば群がる



     ハゲタカメディア

短歌

贅沢を味わうのにも



体力が要るものだから



限界がある

短歌

自己愛を



 他者への愛と



   勘違いしたまま人は



              あさってに行く

短歌

一時代 熱狂させた大スター



もう過去でしょう? まだ引き摺るかあ?

短歌

夜に雨 昼には晴れの日が続き



このシリーズはどこまで伸びる

短歌

月球を摸した灯りのレストラン



食事の間 つい見上げちゃう



短歌

大切なものさえ      






               


      削り落とさねば






                


軽くなれない






               


       鳥のようには

短歌

遅々として進まぬ使命



木星の位置はあの日と大きく違い



短歌

企業とか商売人が大層に掲げる理念



ほんまにかいな

短歌

     月が今



どこにあるのか分かるほど



 夜空を覆う雲はうっすら

短歌

まとまった時間を要すものだから



大事なことがよく後回し

短歌

この場所に壺があるとは



年齢を重ねなければ



出来ぬ発見

短歌

幸せの味覚はすぐに麻痺するし



人が救われようとは笑止

短歌

神仏は



    悪魔の一種



違うのは



  一番強いということくらい

短歌

       人生は



   いろいろあるよ



嘘をつくことも時には



      いいと思うよ

短歌

収穫の秋は百日余り先



水田の稲 広い間隔

短歌

ニンニクの匂いが口に広がって



消化するより早くに元気

短歌

スウィーツに飽きた口には



塩味が心地良いから



もう止まらない

短歌

異文化に嵌まる気持ちは分かるけど



あまりにのめり込むのはどうよ

短歌

コメントをくれた女性の



   あの笑みに



応えようにもメアドが不実

短歌

寛ぎのひと時の例 



日曜の午前十時のコーヒーゼリー

短歌

煽られて



  白い葉裏を見せる樹々



掻き分けた時



      覗く白髪

短歌

自販機で当たりが出たよ



もう一本 選んでいたら



時間切れ 早っ

短歌

コンビニで



買い物をした合計が



ちょうど800 



嘘も八百

短歌

強風に転がってきたレジ袋



意図して轢いた自転車おじさん

短歌

足し算をしている時に浮く用語



加減乗除に和ぁ差ぁ積商

短歌

そのような意味ではないよ



解釈が微妙にずれるアイコンタクト

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