四季島

ゆきのりのうた

短歌

愛想の悪い女が



    挨拶をして来た意外 



           まあ かわいらしい

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短歌

天候は望み通りの五月晴れ



予定通りに進まず終わる

短歌

細胞が六十兆も集まって



知れば知るほど奇蹟の肉身

短歌

人間の縁を論理で説こうとし



やっぱり縁と言うしかないか

短歌

    切れ間から



        更に高みの雲が見え



天上界は朝を迎える

短歌

宝石でなくとも石は



磨くほど光り輝く 



せっせと擦る

短歌

プーさんの



  後姿が見える窓



    あの部屋に住む人は孤独か

短歌

   情熱を



抑え切れずに



  舞い上がる



雨が止むのを



待てない雲雀

短歌

埋蔵金?



ヒトがこれほどいる星で?



そんな抜け目があるならのどか

短歌

今週の始めが遠い日のようで



去年の事が昨日のようで

短歌

自分ん家の



 固定電話の番号を



思い出すのに



    五秒掛かった

短歌

      雨雲に



      街の灯りが



      反射して



      妖しく光る



      朝四時の闇

短歌

            雨の中 



 ゲートボールに励むのは



かつての企業戦士達かな

短歌

味噌汁は 



  調子の乱れ 



       整える



あくまで個人の



     感想ですが

短歌

とれたての苺は味もさりながら



より鮮やかに広がる香り

短歌

    水面の近くを泳ぐ



       鯉の影



 手を伸ばしたら



        潜ってしまう

短歌

今日でこのブログ短歌も丸三年



意味が無いなら意義を持たせよ

短歌

           風の中



    出掛けた先の



気紛れで



    生キャラメルを



          土産に入手

短歌

助手席に居たのは髪の長い犬



   美女と見紛う



       どうかしている

短歌

一日で目にした花の数は今日



会った人よりおそらく多い

短歌

あと一年 辛抱すれば



状況は好転すると



思いたいけど

短歌

一生に一度か二度の買い物の



品は爪切り 進化していた

短歌

いい事の無かった土地に良い縁が



出来て嫌いな場所でなくなる

短歌

青空に



 アジサシの白 閃いて



日本の初夏の



      それらしくなる

短歌

予報では



昼までの雨 



今 上がる



雲が明るく



輝く三時



短歌

文末に「括弧笑い」を付けとけば



読者は笑ってくれるのかしら(笑)

短歌

ゴールデンウィークなんて



渋滞を引き起こすだけ 



どぅわい嫌いや

短歌

シンバルに



呼び覚まされた感性は



永い眠りで熟したろうか

短歌

真夜中の



飛行機雲は



音も無く



月に照らされ 



東へ伸びる

短歌

二度見したもののやっぱり興味無く



三度見はせず 次へと進む

短歌

透明なものは何かを掻き立てる



中の餡子を見透かせる菓子

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