四季島

ゆきのりのうた

短歌

二週間続いた咳は鎮静化



数年置きに流行る 何これ?

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短歌

明け方の



空から消えた



木星と



日暮れの道で



不意に再会

短歌

雲の群れ



 吸い寄せられるように往く



    先には徐々に迫る台風

短歌

好きな子を



    怖がらしてどうすんねんな



今の俺なら



       やらない愚行

短歌

あれこれと



   策を巡らす利口さは



叡智ではない



     小賢しいだけ

短歌

北風が



 半袖の身に



     心地良く



         急に進んだ



            季節の歩幅

短歌

周辺に人が居ないと



愛想の良い挨拶を



女はくれる

短歌

いつまでも



  出て来ないのは



見当の



   違う所を



     探してるから

短歌

  真っ白な



 風船ひとつ



  曇天に



 母なる雲を



目指して昇る

短歌

他者からの



   批判を予防する為の



 自虐は自衛



         潔くない

短歌

数十年前の小物を出してきた



箪笥整理の母の物持ち

短歌

長過ぎる眠れぬ夜を持て余し



朝が来るのが救いと認知

短歌

精出して進めた作業



予定より早めた分を



風邪がさらって

短歌

同じ物



買おうとしても



見当たらず



たった二年で



今は昔に

短歌

  永遠のスーパーアイドル 



     キャンディーズ



褪せることなきアンドゥトロワ

短歌

文豪と同じ名の川 芥川



濁り水でも火は消せるもの

短歌

政治家は支持率目当て



その他はお金が目当て



チリの騒動

短歌

   良い夢の



正にこれからいい所



 だいたいそこで



 目覚ましが鳴る

短歌

星占い 「素敵な人に出逢うかも。」



「かも」て何なん?何でもありやん

短歌

逃げる為



    飛んだバッタが



結局は



  元より近い場所に着地す

短歌

稲刈りの済んだ田地は



来年の春まで長い眠りに入る

短歌

睡眠は



 やはり布団で取るべきと



同じ後悔



   繰り返し過ぎ

短歌

少年期 「ひっつき虫」と呼んでいた



あの草の実の名前はオナモミ

短歌

昔から



 三度の飯より



米が好き



 色付く稲穂 



垂涎の景

短歌

蝉も無く



 暑さ寒さも無い秋の



穏やかな午後



     静かに流れ

短歌

避けて来た手法を使う破目になり



追い込まれ 知る 楽な方式

短歌

自転車で二人乗りして往く男女



死語「青春」の一つの形

短歌

注意書の挿絵の赤ちゃん



何度でも飽きることなく



つい見てしまう

短歌

もう少し待ってくれたら



全種目 終えられるのに 



雨 運動会

短歌

全然と言っていいほど



顔かたち 違う二人の



声がそっくり

短歌

どのような異性が好きか尋ねられ



「優しい人」と答え 叱られ

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