四季島

ゆきのりのうた

短歌

いろいろとあって 四月の一ヶ月



五十日ほどあったみたいな

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短歌

冷暖房完備になって新居には



これで全てが揃ったようだ

短歌

起きるのが早過ぎた為浮く時間



制作に当て逆に有意義

短歌

その道のプロの手際は 気持ち良く



忽ち仕上げ 速やかに去る

短歌

春は過ぎ



初夏の匂いの青空に



囀る雲雀 位置定まらず

短歌

漕いでいる力は微弱



殆どは



潮の流れに推されて進む

短歌

恋人が朝餉の支度する音で



目覚めた朝の白い輝き

短歌

前回は大雪そして今日は雨



ふた月経って  相違ある水

短歌

新しい部屋によく合うデザインの



白いテーブル 漸く届く

短歌

初ツバメ やっと姿を見せた



我が観測史上最も晩く

短歌

面倒な手続きはただ時を喰い



何も作らず何も得られず

短歌

夕立のような激しい雨が降る



午前八時は車中で暫し

短歌

便利さに慣れた身体は



もう過去に戻ることなど



凡そ不可能



短歌

初めての休日の朝



隣にはまだ醒め遣らぬ



恋人の髪



短歌

新しい場所の始めの一週間



伸び縮みする時間が伸びる

短歌

照り焼きを漬け込んだ後



待つ間 彼女は俺を按摩で癒す

短歌

昨日の苛立ちもまた原因は



己の弱さ 相手ではない

短歌

あの日から



ちょうど五年の記念日は



更に新たな季節の中で

短歌

宝箱 開けたみたいな一日と



目を輝かせ告げる恋人

短歌

充分に準備は出来ていない中



山頂目指す日の朝が来た

短歌

予定より遅れたけれど



予想より随分早い



同棲初日

短歌

いよいよか



明日を迎えに行くために



整理作業はおいて就寝

短歌

偶然に



 いい位置に居ただけなのに



    自己の努力を評価する人

短歌

大きめの シュークリームの 形した



 雲が幾つも  浮かぶ春空

短歌

桜色ではない白い桜咲く



網膜を射る眩しい光

短歌

妹が自身の顔を手で扇ぐ



眼鏡の曇り 取ってるらしい

短歌

麺類と同じく餅も腰が要る



100%餅米の餅

短歌

搗ち合いも



間延びもせずに



各業者 



順に出入りをする日曜日

短歌

親切にされる謂れの無い人に



ひどく優しくされた土曜日

短歌

冷蔵庫 象や麒麟の



出し入れをするなぞなぞが



昔あったな

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