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四季島

ゆきのりのうた

短歌

串カツを久々に食う



前回は確か馬鹿げたあの場 今では

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短歌

ビリケンの足の窪みは



人々の幸せを乞う



いびつな坩堝

短歌

来たことがあるような気になっていた



通天閣に初めて登る

短歌

妖精のサイドステップ



たんたんたん



見ていたいけど



つい抱き止める

短歌

幾つもの類似する品 見較べて



頭ふりふりしている彼女

短歌

パソコンの



部屋から見える



ベランダで



せわしく動く



半袖の君

短歌

今日は晴れ



 雨週間の中休み



洗濯物を



 干して抱き合う

短歌

梅雨寒の風が流れる路傍には



ツツジの後を引き継ぐサツキ

短歌

思い出のあるタピオカを



コンビニ買って飲んだら



全然違ぁう



短歌

月見蕎麦



数日前の満月を



思い出させる



黄身の色合い

短歌

「で、出来る。」



背中を掻いてくれる時



痒い所に手が届く君

短歌

物陰に隠れ獲物を狙ってる



白黒柄のパトカーはシャチ

短歌

足 踏まれ



情けない顔する犬の



ものまねをする 女 撫で撫で

短歌

カーテンの隙間から射す月影に



気付いた彼女 起こされた俺

短歌

五年間眠り続けたミキサーの



封印を解く 元気な寝起き 

短歌

買い物の途中に君と飲むジュース



りんごにんじんキウイパインの

短歌

雨に濡れ



日差しを浴びて



新緑は



光り輝く宝石の山

短歌

お金なら売るほどあるよ



但し 値は



額面よりも高いけれどね

短歌

三日間続いた雨で延期した



駅前探検 今日こそ行くぞ

短歌

来月のアイデアをもう考えて



光る笑顔で話す恋人

短歌

新しい日々はひと月経過して



抱き合い揺れて愛に漂う

短歌

ガソリンの単価を数で表記せず



「爆安」とある 一体いくら?

短歌

締め切りに追われるような



組み方をしてはいけない



今日はもう寝よ

短歌

ケーキ屋に空腹のまま入ったら



全品制覇しそうな勢い

短歌

あと少しすれば田植えで消えてゆく



蓮華の花が夏風に揺れ

短歌

処理中の事故の現場を抜ける時



実況中継するカーラジオ

短歌

てむてむと



めーめーそして



たかたかと



んーなんだろう



はっはっはっはっ

短歌

初めての春は過ぎ去り



二回目の春が来るまで



まずはそこまで

短歌

大陸の砂が降る街



東からプラチナ色の朝日が昇る

短歌

この場所は



七年前に確か来た



変わらぬ景色 



違う状況

短歌

休日で始まる月の



穏やかな時間が流れ出す膝枕

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