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四季島

ゆきのりのうた

短歌

日が暮れる時刻が早いこの時期は



明るい部屋で過ごしたいもの

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短歌

届出の期日が決まる夕刻に



のんびり過ごし抱き合う二人

短歌

ゆっくりと歩こう 君が追い付いて



二人並んで話せるように

短歌

愛情のつもりが人を苦しめた



真相を知り 嗚咽する愚者

短歌

失って初めて分かる人間の



愚行を超えて愛に生きたい

短歌

人間は心で生きる



一言で



死んだみたいな一日になる

短歌

日々届く情報の内 九分九厘



こちらは何も得しないこと

短歌

雲間から夕日の影が射し込んで



染まるレースのカーテンの窓

短歌

新しいSNSが出る度に



手を出してたら時間が無駄に

短歌

出会いから



   ちょうど一年



 巡り来て



あの日と同じ 



   初冬の光

短歌

強風に酷く傾くアドバルーン



持ち味は消え さながらアート

短歌

雨嵐 落ち葉に埋まる並木道



凍えた身体 家はすぐそこ

短歌

本物の味を今頃思い知る



君の手作りフレンチトースト

短歌

また一つ



そして続けてまた一つ



必要なもの 揃う晩秋

短歌

東から赤い火星が昇る頃



ベテルギウスは西に傾く

短歌

恋人の手遊び歌が何か変



「せっせっせ~~の



    ひょいひょいひょい」て

短歌

知ったのは



 そこを訪ねる必要が



あの頃は有り 



     今は無いこと

短歌

長くても細いのは駄目 



   太くても短いと嫌



       太く長~く 

短歌

木星に続いて登場した月の



橙色に冴える踊り場

短歌

睡眠の補給後 逆に疲れた日



百円玉も雨に打たれる

短歌

時を得る為にお金を追い掛けて



お金は逃すし時も失う

短歌

渋滞のお陰で空のハヤブサの



超絶飛行 じっくりと見る

短歌

立つ冬の



暦どおりの冷え込みで



帰る手にまだ重い水筒

短歌

冬雲の広がった空



青天を見られる日々も



遠からずある

短歌

昨年のあさって ウェブで繋がった



二人は今や同居する仲

短歌

愛の巣の



 時が再び動き出す



大切なのは



  共に在ること

短歌

後ろから俺の頭部を抱き締める



彼女の涙 髪に沁み込む

短歌

口笛を吹けど つっこむ声は無く



独りの部屋に笑いは不要

短歌

夜は長く



就寝までに



あれこれと



やりくりすれば



全て片付く

短歌

〆切が間近に迫り



晩酌もお預けにして



作業に掛かる

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