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四季島

ゆきのりのうた

短歌

四度目の三人でいる大晦日
睦まじくまた穏やかであり
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短歌

同棲を始めた頃に二人して
買った家電は買い換え難い

短歌

誤解していた事柄も解消し
新年はもう改善しそう

短歌

新しいセルフサービスステーション
明年に向け 給油満量

短歌

散髪し さっぱりとした帰り道
序でに下見しておこうかな

短歌

これを機に
トラックはもう降りようと決めて
最後の乗務 無事終え

短歌

脱ぎ脱ぎが上手に出来るようになり
穿く動作にも挑む幼子

短歌

あの日から
 紆余曲折もありながら
三年続き
   夜明けに繋ぐ

短歌

天使君 生後千日経過して
パパは一万六千日で

短歌

十九年振りの朔旦冬至の日
父の故郷の晴れの国にて

短歌

色々と支払うものを済ませたら
今週もまた節約モード

短歌

帰宅したパパ 出迎えに駆け寄る子
救われている感覚 確か

短歌

改めて調べてみたら
何倍も余裕があった
懸念は無用

短歌

海水のしぶきはどこで生まれるか
波の頂 風が削って

短歌

海鳥のように滑空するごみで
風の速さを知る冬の午後

短歌

二歳児の垂直跳びは
なかなかの高さがあって
先が楽しみ

短歌

枯渇した生活必需品を買い
一息吐けた早上がりの日

短歌

先週の疲れは脚に来ていると
長い時間を掛けて揉捏

短歌

足元におむつが落ちて
「オープン。」の合図で
風呂場に駆け出す幼児

短歌

早朝に
天使の走る
足音が
聞こえて今日も
笑って始まる

短歌

タイミング良く連絡が入るから
占う新年 新たな職場

短歌

一円も使わず済んだ一日の
計画通り進む減量

短歌

渋滞の
のろのろ運転区間にて
佇む速度自動監視機

短歌

飛行機が
今 降りて行くあの場所を
目指して走る朝の高速

短歌

我にもう挑み闘う気は無いか
自問してみる 
        まだ有るみたい

短歌

朝食は二日続けて車内にて
三年ぶりの愛妻おにぎり

短歌

空港の近くで一つやり終えて
港付近でもうひと仕事

短歌

卸せずに持って帰った品物は
雨の上がりを待って返却

短歌

泥濘に降りたくはない
ドアを開け
車体を伝い
荷台へ移る

短歌

声を掛ける人などいない筈の場所
背後から呼ばれ反応できず

短歌

二歳児がおもちゃを蹴って
サッカーをしているみたい 
いつどこでそれを

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