四季島

ゆきのりのうた

短歌

俺は今 
釣り上げられる危険度の高い
おなかを空かした魚
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短歌

「怪物の活力」という飲み物で
休日前の午後を進める

短歌

湯上がりに
買ったばかりの服を着て
幼児は走る パパ 追いかける

短歌

目を皿にして探したりする内に
目は三角に 瞳は¥に

短歌

バンド名 バックナンバー
遡るバックナンバー
「花束」が立つ

短歌

新しい電話を買って
靴 買って
服とズボンも買って一日

短歌

初めてのおまる体験した幼児
そこの中にはしていいんだよ

短歌

時の無い気持ちにゆとりなど無くて
    時は金なり 
        金は時なり

短歌

階段の
明かりが新たな色調で
温もりがある 
夏に向かって

短歌

ベランダで洗濯物を干す妻が
見えて車の中で微笑む

短歌

家族こそ至上の宝 
忘れるな
再確認の為の五ヶ月

短歌

飛び付かず粘ってみよう もう少し
無理は良からぬ結果を招く

短歌

おもちゃではないものを持ち遊ぶ子は
取り上げられてじたばたとする

短歌

落ち着いて話し合ったら
関係は改善されて
土台は安定

短歌

愈々もう
自分でやるしか無さそうで
試してみるか 廃棄した案

短歌

人格の卑しき者は相手にせず
未来構築 進めて行くのみ

短歌

板ガラス遊びは凡そ一年振り
より面白く遊べる様子

短歌

パパの耳掃除しに来た子は次に
情熱的にギターを鳴らす

短歌

昨日の大雨はもう幻の
五月の風の午後三時半

短歌

両親の答辞をカメラに収め終え
暫し語らう 題材は富士

短歌

前日に残した業務に
本日の時間は奪われ
狂うルーティン

短歌

朝起きて
見れば干されている衣類
早くも妻がひと仕事した

短歌

履物を各種新調した午後は
気分刷新 さあさあ行くか

短歌

夕食の直前になり眠り込み
二日連続 崩れるリズム

短歌

雷が光っては鳴る
早朝の大粒の雨 
普通に出勤

短歌

十五年振りくらいかな 原付は
メットがきつく 頭 痛いわ

短歌

初めての膝の擦り傷 
三歳の君 男の子 
泣かずに遊ぶ

短歌

チャンネルを単純化する作業をし
序でに試す 難無く通過

短歌

調整が難しそうに思われた
記念撮影 速やかに済み

短歌

土曜日の午後のラジオは
お決まりの「村上春樹」
週末を聞く

短歌

構想が先走りして
時の無い我との距離は
広がるばかり

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