四季島

ゆきのりのうた

短歌

ママと手を繋いで歩く三歳児
診察室と分かり逃げ出す
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短歌

いつ破滅してもおかしくない日々に
人と接する態度 改め

短歌

熱いのを触った幼児 
ぷるぷると手を振り
丸い目で声を上げ

短歌

安全な道を選んで打開せず
リスクを背負い進める覚悟

短歌

刻限が来ていないとでも言うのかい
少し進んでまだ整わず

短歌

大切な人と別れる苦しみを
味わうことが人生なのか

短歌

ベランダに向かって宙に浮きながら
飛び出す遊び モモンガ幼児

短歌

もう一つ仕事を入れてきついなら
隙間にぶっこむほうがまだまし

短歌

前日の付けがそのままのしかかる
褒美を設け 乗り切ってみる

短歌

後回しにするならいっそ
翌日に回して 今日は
早く上がろう

短歌

九年前 買った愛車は
今も尚 別嬪さんで
なかなかのもの

短歌

どうかしてやっていくのに
方法は必ずあるし 意外と容易

短歌

今日からは気を取り直し
ひと工夫 ひと手間掛ける
日々を再開

短歌

ちょっとしたことで元気は出るもので
積み重ねたら 楽しい人生

短歌

奥にある愛の集まる大自然
我が子はここのほうが良さそう

短歌

子が眠る間に終えた歯科診療
義母を送って 自転車回収

短歌

簡単に進むと思ったコード付け
予想以上に時間が掛かる

短歌

悲しみに暮れる暇も無いくらい
忙しいのは救済なのか

短歌

スプーンで
掬い損ねて不機嫌に
うまく掬えて御機嫌になり

短歌

簡略化すればここまでやれるなら
今まで何をしていたのやら

短歌

御馳走を食べて元気を付けようと
刺身に山葵 効かして ビール

短歌

変化していた長椅子の並び方
待合室の呼び出し方法

短歌

朝焼けに紫がかる二上山
予告されてた午後からの雨 

短歌

幼子ともっと遊んでいたいパパ
眠ってしまう前に帰ろう

短歌

夜更かしは百害有って一利無し
例外的に一利有った日

短歌

帰宅して 子の一日の様子など
妻から聞いて 笑って着替え

短歌

二番手の候補が首位に躍り出て
電話してみて距離も近付く

短歌

真夜中の寝室の闇 
幼子の大爆笑の声が響いて

短歌

幼稚園見学をして
帰宅して 掃除に修理
あとはまた明日

短歌

 期待して
敵の敵なら味方かと
 思いきや何?
全て敵かよ

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