四季島

ゆきのりのうた

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短歌

苦しんだ時期の終わりを告げるのか
幼児は連日 大放出で
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短歌

まだ寝てるパパを起こしに来た幼児
パパが起きたら立ち去った 
あれ?

短歌

五歳児にとってソファーのようなもの
パパのおなかにどっかり座る

短歌

雨の日もあまり濡れないようにする
手立てはどんな所にもある

短歌

三箇所で集めた品を
一箇所で卸して終わる
土曜日の午後

短歌

停車して再生完了する迄に
手の爪を切る時間が出来る

短歌

明日食べる為に用意をして置いた
お握りを食う長い一日

短歌

新しい団扇で顔を扇がれて
心地良いのか 五歳の微笑

短歌

明星も低いところにある時は
火星のように赤みを帯びて

短歌

珍しくマスクを外したあの人は
なんか思っていたのと違う

短歌

五年前の今日観測をした金環
朝のラジオが告げる臨海

短歌

餌を食べ砂浴びをする雀らは
温泉旅館のように優雅で

短歌

妻もまた
人間研究しているというのが可愛い
怒られるかな

短歌

重大な事を伝えるためになら
少々仕事の手を止めてでも

短歌

先行の車に留まり損ね 落ち
拾われたのは幼い雀

短歌

冬の間 只青かった山並みに
混じる新緑 エメラルドグリーン

短歌

十年も
  続けることになるなんて
 思いも寄らず
    始めたあの日

短歌

「母の日」は幼児にとって「ママの日」で
パパが代わりに買うプレゼント

短歌

五年前 輝く季節 始まって
必死に過ぎて 今 深呼吸

短歌

アスファルト道路に並ぶ鉄の蓋
朝日を浴びて鏡のように

短歌

実際は
「眼鏡外すと美人」より
眼鏡美人のほうが多いぞ

短歌

ひと月も前に準備をしたカーテン
交換するぞ 今日こそチャンス

短歌

消防車 救急車 のち爆発音
未明の町は只ならぬ事態

短歌

よく笑う女が明るくする店内
空気は音で様子が変わる

短歌

何をしに生まれて来たか
はっきりと自覚しながら
違う境遇

短歌

一日中 変わったこと尽くしの今日は
敢えて違った場所で昼食

短歌

脚を出す季節になった女性陣
自信あるから?ただ暑いから?

短歌

二軒目で必ず痛む 
ストレスは
知らずに強く受けているのか

短歌

追いかけて来るのを待って逃げて行く
「パパのスリッパ、返ちて返ちて~。」

短歌

早朝に始まる仕事
帰宅した時に日付が変わってるって

短歌

何事も 「無くて元々」なのかもね
そう思えたら健やかなもの

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