四季島

ゆきのりのうた

短歌

短めの名前の「月」が
今宵だけ
「スーパーブルーブラッドムーン」
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短歌

雲間から産み落とされた太陽は
ゆっくり西の山に着床

短歌

耳朶を食む食むしろとせがむ子の
気は静まらず ママに任せる

短歌

新しい遊びを次々編み出して
パパと息子の日曜は過ぎ

短歌

踏み切り板までの助走がマラソンの
走り幅跳び って跳べるかぁっ

短歌

倒れてもすぐに起きれば続行の
人生ゲーム まさしくゲーム

短歌

空き時間 充実させるのは可能
稼ぐ仕組みはどれも面倒

短歌

多過ぎる待ち時間すら悉く
段取り 手続きするのに適度

短歌

二日目で整って来た態勢に
あとはぼちぼち行くのが良かろう

短歌

雪の舞う峠を越えて我が町に
無事に戻って来れた二十時

短歌

ママの飲むジュースが欲しい幼子は
空のコップをそっと差し出す

短歌

通勤を楽にするには車庫の場所
大事な要素 探し当てよう

短歌

閉まりかけたドアを再び引き開けて
手を振る笑顔 パパをよがらす

短歌

空白を
 埋められそうな
見通しの
  穏やかな今日 
      雨上がり 晴れ

短歌

明日でもいい用事なら
何も今日
雨の中 行くことはないから

短歌

採用も決まり 初日も確定し
さあ徐に動き出そうか

短歌

鍵盤を指で押さえて幼子は
音を鳴らしたまんま入眠

短歌

音楽のボリュームをすぐ
最大にしては頭を振る
ヘビメタ君

短歌

幼子がくるまる布団に潜り込む
パパが来たので はしゃぐはしゃぐ

短歌

眠るには早過ぎるから
色々とやっている内
夜更かしになる

短歌

手続きの必要書類 整って
漸く目処が立って一息

短歌

うるさいというのは五月の蝿の事
近頃 インスタバエも喧しい

短歌

「事務員」と打ち間違えた「乗務員」
いやいやほんとに内勤かもよ

短歌

家にあるおもちゃに飽きた五歳児に
意外と受けた紙切れ遊び

短歌

二年間 滞っていた
お祝いの旅行の企画
推し進めよう

短歌

三歳の冬に仕舞ったフォークギター
また掻き鳴らす 五歳 新春

短歌

担当の先生にもうすっかりと
懐く園児を笑顔が囲む

短歌

五歳児は
園の初日に怪我をして
眠る夕刻 静かに過ぎる

短歌

歌唱力 競うコンテストの歌は
心に響くものにはならぬ

短歌

見ていたい 見られていたい
思惑が合致するので
舞踊は不滅

短歌

窓を開け 三人で見る初日の出
今年は愈々 日が昇るのか

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