四季島

ゆきのりのうた

短歌

用意したネームスタンプ 使い初め
大活躍で作業が進む
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短歌

防寒着はもう要らないと思わせた
太陽 北風 ぐるだったのか

短歌

二週間前には三重に到達の
燕前線 大阪はまだ

短歌

カーナビの中の車は
ハイテクのマシーンになって
海上を往く

短歌

究めたいことがあるから
他はもうどうでもええわ 
好きにやってて

短歌

退職を告げると気落ちした上司
生活設計故に御免ね

短歌

忙殺の書類作成 
半日を潰しても尚
終わりが見えず

短歌

完璧を崩せば器がでかくなる
心は広く みんな笑顔に

短歌

卒園の直後 入学説明会
ゴールラインはスタートライン

短歌

半日で勤務は終わり
制作中ディスクを
完成まで漕ぎ着ける

短歌

創作や制作をする者は皆
こだわるからね 時が必要

短歌

カーナビが何回 外れ落ちるのか
路面 クッション 悪すぎるやろ

短歌

長時間 待たされるかも知れないと
脅かされたら 案外早い

短歌

少年はパパに身体を支えられ
鉄棒燕 春空の下

短歌

アオサギの狩りの瞬間 目撃し
少年の未知 更に広がる

短歌

まだ先と思っていたらもう来たか
燕の影に遅れる反応

短歌

八時五時 軽い一日
明日もまた軽めの予定
訓練の為

短歌

昨日見た夕日と同じく赤いまま
出て来た朝日 只 新しい

短歌

一日中 頭は眠ったままなのか
疲れを溜めると能率低下

短歌

二時間は早く帰れた筈の日に
サービスエリアで朝夕食事

短歌

一年の動画を集め
一本に纏める作業 
そろそろ開始

短歌

六歳の男児は散歩が大好きで
二周回ってもうお昼過ぎ

短歌

六歳は幼児を卒業する齢
親子三人 次の時代へ

短歌

帰宅した頃には既に眠る子の
園のノートに昼間の様子

短歌

昨日の面接で知る勤務地は
去年の暮れに前触れがある

短歌

四月から新生活はこの場所で
ダンクシュートを決める少年

短歌

靴下を両手に嵌めて模った
蛇で元気をママにあげる子

短歌

大好きなバスが来るのを待つ五歳
遠くの角を共に見つめる

短歌

和やかに
細かいことは訊きもせず
訊かれもせずに
面接 終える

短歌

晩くても
無事に生還することが
パパの使命と
仮眠を択ぶ

短歌

昨晩の嵐が届けてくれたもの
郵便受けに枯れ葉一枚

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