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四季島

ゆきのりのうた

短歌

三日程 挑戦をして少年は
ノンアルコールビールをしばく

短歌

豪速球投手になるか 少年よ
壁にボールをぶつける左腕

短歌

動いたらお金も時間も労力も
費やす 今は動かない時

短歌

少年は強風の中 パパと行く
ボール遊びは明日に延ばして

短歌

洗濯も食器洗いも
しなかった日の翌日は
家事が終わらん

短歌

真夏日の運動会で少年は
パパの手作り弁当 ぺろり

短歌

明日に備え 早めに帰宅したものの
食事をせずに眠ると結局

短歌

スロープを転がって来る球を蹴る
動作反復 レフティーの君

短歌

七歳の脚立レンジャー 今日も行く
日々の訓練 身に付く力

短歌

それはまだ約束してはいないよね
「やれたらやるわぁ。」 「行けたら行くわぁ。」

短歌

週が明け 懸念を全て払拭し
事を早めに進める雨天

短歌

その昔 当時最寄りの駅だった
予想通りに何も無かった

短歌

シャッターを開けて応援してくれる
窓ガラスには馴染みのチラシ

短歌

見返りや損得勘定 よぎるなら
小賢しくって 気障りなだけ

短歌

少年は脚立を使い
新しい遊びを考案
時が足りない

短歌

午前九時 飛行機雲が十八本
気象条件 整い過ぎて

短歌

夕涼み 気持ちいいのはこの時代
真夏ではなく 五月のものに

短歌

生活のリズムが変則的になる
早く終わって 花粉の飛散

短歌

わたぼうし 蹴ったり吹いたり弾いたり
男児は初夏の風に種蒔く

短歌

寝転んだパパに布団を掛ける子の
優しさ満ちる眠りに入る

短歌

夕刻の玄関先で響く和音
バレーシューズの舞成す異音

短歌

下校時のルーティンをやめ 即帰宅
就寝までの時間にゆとり

短歌

もっとこう ほらあるだろう?
そこはほれ なんていうかな?
あれ? なんだっけ?

短歌

空の色だけで心は揺さ振られ
後は花粉が尽きるのを待つ

短歌

今日はもう十連休の最終日
明日に備えて早めに帰宅

短歌

他生の縁ほどではないが驚きの
十数年の時を越え縁

短歌

みどりの日 グリーン坊やと小旅行
カードを買って 鶏を見て

短歌

ワンオペでやっていくには要業者
ネットスーパーとか その類

短歌

てんてんと
バランスボール 弾ませる
小学二年   突如できるね

短歌

新旧の時代を跨ぎ 昨日 今日
同じ場で会う 縁 あるのかな

短歌

寝転んでゆっくり一度呼吸して
気付けば朝で 寝付きが良過ぎ

短歌

昭和の日 明日は平成最後の日
そして令和の初日と続く

短歌

金曜に残した用を終わらせて
あとはのんびり そよ風の中

短歌

初めての散髪ケープして椅子に
お利口さんで座り切れた子

短歌

十連休前の帰宅の行程を
フルバージョンで味わう親子

短歌

学校の先生が来て
自宅でも一緒に遊ぶ
響く笑声 

短歌

笑わせるつもりか 箸が転がって
五十路男を鼻で嗤わす

短歌

七歳の大暴れん坊将軍に
太刀打ちできるか 寝不足のパパ

短歌

子供服 今季はいいのが揃ってる
一着多く買って途に就く

短歌

見た目から 結膜浮腫に驚くも
正しく対処 安堵の夜更け

短歌

新年度初めの授業参観日
去年と同じ事 違う事

短歌

おお そうか 予定変更 
放課後はパパと過ごそう 
ハニーボーイよ

短歌

早く寝る子供を風呂に入れるため
帰宅してすぐクイックモード

短歌

知り合いが次々増えた四ヶ月
地域ぐるみで子育てをする

短歌

室内の明かりの色を変えたこと
帰宅してすぐ気付いた小二

短歌

破れ鍋に綴じ蓋 如実 家の中
組み合わせると見事に嵌まる

短歌

少年が顔の高さのバーを蹴る
そのハイキック 世界を獲れる

短歌

あの日から十三年となった今日
平凡な日の非凡な刹那

短歌

寛ぎの大きな齣を諦めて
予定していた用を仕遂げる

短歌

二年生 最初の学校給食は
ポークカレーか パパもカレーで

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